どの大学に入っても、校風というのは、実はそんなに違いはない。一般に「お坊ちゃん大学」と思われているようなところでも、普通の家に育った人も多いし、いろんな人がいる。だが、社風というのは、校風と比べると、あまりに差が大きい。

お坊ちゃん大学に入ったからといって、自分も両家の子女のように振舞おうと思う人はいないだろうけど、会社に入れば、知らず知らずのうちに、周囲の人々の影響を受けてしまう。

周りは全員先輩。親子以上に年の離れた人もたくさんいる。しかも、一日の大半を過ごし、ある程度の結果も求められるとなれば、周囲の影響を受けないほうが考えにくい。

では、どのような社風の会社を選ぶと良いのか。

社風の良し悪しは本当に人それぞれ。若いうちからどんどんチャンスを獲得できるけれども弱肉強食の社風が良いのか。あるいは、若いうちは大きな仕事を任せることはないが長い目で育てるような会社が良いのか。他にも多面的な要素はいくつもあるが、自分にどんな社風が合うかは、これまで生きてきた時間を振り返れば、漠然とでも見えてくるはず。

合う社風はわからなくても絶対に合わない社風はわかるということもある。気合とか体育会系は絶対に嫌だとか。絶対にあわないと思う社風の会社は例え給料や他の要素が魅力的でも避けた方がいい。

あるいは、自分に合う合わないという発想を超えて、将来なりたい自分として社風を考えるという方法もある。どんどん起業家を生み出しているような社風なのか、敏腕営業マンが数多くいるような会社なのか、自分の理想像をイメージして、そこに近そうな社風を選ぶというのも積極な方法だ。さっきと同じく、なりたくない自分になるような社風を避ける手もある。やたらと偉そうにしている社員が多いとか、働かない中高年が多いとか。

給与や業種ももちろん大切なのだが、社風に気を使っていない人は珍しくない。見た目がいくら好みで金持ちでも性格が合わないと男女の付き合いも続かないのと近いかもしれない。結局のところ、社風が合わずに会社を辞めるという人は実は驚くほど多いのだ。




2008.02.25 Mon l 会社を選ぶ l COM(0) TB(0) l top ▲

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