NHKは言うまでもなく、民間企業ではない。特殊法人だ。つまり、利益を上げてはいけない団体だ。
NHKには毎年6000億から7000億円に上る、大部分が受信料から成る収入がある。特殊法人であるがゆえに、収入はすべてきっちり使い切らなくてはならない。つまり、コスト削減という意識は、民間企業から見れば全くないと言ってよい。
例えば報道であれば、NHKのカメラは民放が無視するような記者会見にでも、必ずと言っていいほどいる。カメラ取材を専門の会社に委託した場合、1日あたり10万円あまりはかかる。実際に放送しないような取材にカメラを出すには、厳しい。
ところが、NHKはコストを気にしないので、とにかく何でも取材する。「良い夕日」を撮るまで、何日もカメラを構えていたという逸話すらある。夕日の1秒程度のワンカットで100万円。
また、取材協力費という名目で海外に行った際に、NHKが高額の報酬を渡すことで、後から撮影に行った民放番組の撮影クルーがNHK基準の「協力費」を現地で請求されて唖然としたという話もよくある。
さらに、取材期間も長い。NHKスペシャルのような看板番組であれば、1年がかりの長期取材も当たり前のようにある。
だが、コスト意識の欠如が悪い面だけかと言うと、そうではない。コスト意識がかなり欠けているということは、コストを意識せずに、番組作りに打ち込むことができるということも意味している。
NHKに入るのであれば、NHKならではの番組作りに人生のすべてをかける覚悟が必要だ。
NHKには毎年6000億から7000億円に上る、大部分が受信料から成る収入がある。特殊法人であるがゆえに、収入はすべてきっちり使い切らなくてはならない。つまり、コスト削減という意識は、民間企業から見れば全くないと言ってよい。
例えば報道であれば、NHKのカメラは民放が無視するような記者会見にでも、必ずと言っていいほどいる。カメラ取材を専門の会社に委託した場合、1日あたり10万円あまりはかかる。実際に放送しないような取材にカメラを出すには、厳しい。
ところが、NHKはコストを気にしないので、とにかく何でも取材する。「良い夕日」を撮るまで、何日もカメラを構えていたという逸話すらある。夕日の1秒程度のワンカットで100万円。
また、取材協力費という名目で海外に行った際に、NHKが高額の報酬を渡すことで、後から撮影に行った民放番組の撮影クルーがNHK基準の「協力費」を現地で請求されて唖然としたという話もよくある。
さらに、取材期間も長い。NHKスペシャルのような看板番組であれば、1年がかりの長期取材も当たり前のようにある。
だが、コスト意識の欠如が悪い面だけかと言うと、そうではない。コスト意識がかなり欠けているということは、コストを意識せずに、番組作りに打ち込むことができるということも意味している。
NHKに入るのであれば、NHKならではの番組作りに人生のすべてをかける覚悟が必要だ。

