はじめての課長の教科書はじめての課長の教科書
(2008/02/13)
酒井穣

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面接本のように、項目ごとに3、4ページを割いている形式だ。なかでも最も印象に残った項目の一つが、『課長として最も大切な仕事は「部下のモチベーションを管理する」という仕事』だということ。

といっても、「成果主義で外側から圧力をかけて部下を動かそうとするのではなく、部下の内側から湧き上がるモチベーションを管理すること」だという。そのためには部下が会社に大切にされているという実感を持って働けているかどうか、そして人間性を気にしてあげることだという。

とはいえ、モチベーション管理のための、もう一歩踏み込んだ具体的な方策の言及がなかったのは残念な限り。

書いてあることは会社勤めをしている人にとっては、至極当たり前のことばかり。だが、当たり前のことを当たり前のこととして再確認するためには適している。当たり前のことを理解しているのと、実際に完璧に実行できているのとでは大違い。わかっていても実行できている人は実は少ない。私も含めてだが。

また、上は50代の人たち、あるいは父親以上に年上の人たちと働かなくてはならない会社という組織をまだ経験したことがない人にとっては、会社というものの雰囲気を事前に知っておくためにも役に立つ。

いずれにしても、はじめて課長になった人のため「だけ」の本ではない。




2008.07.24 Thu l 会社生活を知る l COM(1) TB(0) l top ▲

コメント

はじめまして。
ご紹介いただいた本書『はじめての課長の教科書』の著者です。まずは本書のお買い上げ、ありがとうございました。また、率直なご意見を頂戴し、ありがとうございます。

おっしゃるとおり、部下のモチベーションを管理するための具体的な手法の記述は、もっと増やすべきだったかもしれません。とはいえ、ご存知のとおり、こうした本の場合は、「あれも、これも」となってしまいがちなので、色々と悩んだ末に思い切ってカットしている記述も多数ありました。

私のブログでは、本書の執筆課程でカットされた原稿の一部なども公開しましたので、もしお時間がございましたら、遊びにきてみてください。

今後とも、よろしくお願いします。
2008.07.24 Thu l 酒井穣. URL l 編集

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